最近読んだ小説
池井戸潤の「鉄の骨」を読みました。
中堅ゼネコンで現場を担当していた若手社員が主人公。'談合課'と揶揄される業務課への人事異動を命じられて早々、公共工事の事前調整=談合を目の当たりにする。
正義感溢れる主人公は、ゼネコン業界が秩序を保つために必要悪とされる談合に嫌悪感しか抱いていなかったが、フィクサーとされる男との出会いを経て、その思いが少しずつ変化していく。
物語の締めくくりは池井戸潤らしく、しっかりと問題が解決されて終わります。この爽快さもあるんですが、池井戸潤の作品は、普段知り得ない業界の構造だったり倫理観を知ることが出来るって意味でも面白い。
ちなみに「空飛ぶタイヤ」もかなり良かったです( •̀ .̫ •́ )✧
今は、東野圭吾の最新文庫を読んでます!大好きなガリレオシリーズで通勤電車のお楽しみ🎶